外壁塗装インフォメーション

外壁工事のイロハを学ぼう 2016/09/12

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■足場の設置・外壁洗浄・養生
建てた当初は綺麗な住宅でも年を経るごとに劣化していくため、見栄えが悪くなったりヒビが入ったりした場合には外壁の塗装をして家を修繕していく必要があります。住宅の内部については耐震性にも関わるため劣化しにくくなっていますが、外壁については風雨にもさらされることになるため、酷い時には新築から10年足らずでコケやカビなどが生え、塗装にもヒビ割れが発生することもあります。外壁は自分の目でも簡単に確かめることが可能なので、気になるようでしたらまずは軽くチェックしてみることをお勧めします。
さて、外壁工事についての話に移りますが、外壁工事は基本的に10日前後を要することになります。施工内容としては順番に、以下の通りに行われることになります。

1.足場を組む
2.外壁の洗浄
3.下地調整、さび止めの塗布
4.下塗り、中塗り、上塗り
5.足場の解体

まず必要なのは足場の組み立てです。足場は外壁工事を円滑に行うために必要不可欠であり、倒れて事故を起こしてもいけませんのでしっかりと組み上げていくことになります。これが終わると外壁の洗浄に移ります。外壁が汚れたままの状態で塗装をしてしまうと、塗料がゴミやコケ、チリの上に付いてしまい、すぐにヒビ割れが起きてしまうことにもつながるため、高圧洗浄機という専用の機材を用いて洗っていくことになります。水を噴射して汚れを綺麗に落としたら、次に行うのが養生です。養生とは聞きなれない言葉かもしれませんが、こちらは塗料が目的の箇所以外に付着しないようにするために、ビニールなどを用いてカバーをかける作業を指し、エアコンの室外機や窓ガラス、植木や自動車などに対しても行われることになります。


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■下地調整
養生が終わると下地調整となりますが、こちらは外壁に入っているヒビや塗装の剥がれをチェックして、あいている隙間にコーキング材を詰め込み平面にする作業です。さびや劣化が起きた古い塗装をきれいにすることで、上から塗料を塗ったときの接着力が強まります。そのため古い塗料が残っている状態で塗り直すよりも、ずっと長持ちするようになるのです。この下地調整の作業をせずに上から塗料を塗っていくと、せっかく塗りなおした外壁に再びヒビが入ったり塗料が剥がれてしまったりすることにつながるため、非常に重要なフローと言えるでしょう。
下地の処理は、古くなった塗膜を落とすためにスポンジや専用の工具を使って行います。劣化が著しい場合は、化学薬品を用いて取り除くこともあります。また、気温の変化や災害などによる歪みを防ぐためのシーリングが古くなっている場合にも、この段階で補修が必要となります。劣化したシーリングを丁寧に除去したあと、新しいものに交換し、すきまができないよう押し込みます。どれも地味で目立たない作業ではありますが、外壁工事の行程としては非常に重要なものです。


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■塗装(下塗り・中塗り・上塗り)
次に下塗りから中塗り、上塗りに入ります。この段階でようやく外壁の色が塗り替えられていくことになります。基本的には同じ色の塗料を2回重ねて塗っていきます。塗料が乾ききっていない間に再び塗料を塗ってしまうと発色にも影響を及ぼすことになるため、ここは時間のかかる作業です。中には短期間で済ませて人件費を抑えるために、乾ききっていない間に2度目の塗りを開始してしまう業者もありますので注意が必要です。ここまで終わって、ようやく施工が終了となり、足場が解体されることになります。
外壁の洗浄から養生、下地調整、下塗りから上塗りまでの作業は、どれも手を抜いた施工だと仕上がりが悪くなってしまい、再びヒビ割れや塗装の剥がれが発生してしまう原因になりますので、この部分は入念に説明をいただくか、打ち合わせをしておくと良いでしょう。
外壁の塗装は地元の業者だけでなく、大手企業も参入しています。どちらを選んだ方が良いのかは何を業者に求めているかによって決めるとよいでしょう。無難に済ませたいのであれば大手企業に依頼する、信頼できる塗装業者の知り合いがいるのであれば、クオリティと安さを求めて地元業者に依頼するのが良いかもしれません。いずれにせよ、作業の手順についてはそれほど変わりありませんので、上記の作業フローを頭に入れた上でお話を伺ってみるようにしてください。
外壁の塗装を理想通りのものへと仕上げてもらうためには、業者さんとのコミュニケーションを充分に取ることが必要となります。業者の営業さんとの打ち合わせは入念に行う必要がありますが、これだけでは営業さんから職人さんへの説明が不十分になってしまうこともあり、希望している色合いと少し違うということもありますので、職人さんともお話をしておくと良いでしょう。
トラブルを未然に避けるためにも、契約内容はしっかりと確認した上で利用して、更に要望や希望があれば発言して業者さんに知らせる、これが後悔しない外壁塗装のためには重要となります。コミュニケーションをしっかりととって、問題と解決策について議論した上で施工してもらうようにしてください。

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