外壁塗装インフォメーション

家の外壁にはどんな種類がある?外壁塗装を依頼する際の注意点は? 2016/09/02

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■サイディングボード
近年よく使われるのがサイディングボード外壁です。外壁通気も優れており、住みやすい建物に仕上げることができます。また新築時には設置費用や材料調達といったコスト面からも人気です。この建材は外壁材として多く使用され、セメントに補強材の繊維質などを混ぜ込んだボード状になっています。サイディングボードの特長のひとつに、種類が豊富なことも挙げられます。大きくは、窯業系、アルミ・スチールなど金属系、木質系、樹脂系に分かれ、自分の好みの仕上がりに近いものを選べます。
実は、サイディングボードを家に外壁にすると「半永久的にもつ」というキャッチコピーさえありますが、やはり実際はそんなことはありません。サイディングボードといえ、何年かごとのリフォーム時に家の外壁工事は必要になってきます。経年により、住宅に合わせてカットする切断面からの吸水による劣化や、表面では周囲の環境により吸水、ボードの反りなどがみられるようになるという症状が出てきます。気温差によってひび割れができることもあります。サイディングボードを組み合わせ、目地を埋めるシーリングでも、劣化はみられます。リフォームの方法としてはボード同士をつなげているシーリングのみ打ち替えや打ち増しする方法、サイディングボードを張り替える方法などがあり、家の外壁塗装をするのはおもに窯業系です。


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■モルタル外壁
輸入住宅などでよく用いられるのがモルタル外壁です。デザインも自由自在というのも利点として挙げられます。モルタルは砂とセメントと水を混ぜた建材で、家の外壁としては1990年以前に建てられたものによく使用されているようです。ラスという網状の金物等の上にモルタルを塗り、トップコートで仕上げます。サイディングボードは、種類はかなり豊富ではあるものの、既製品には違いありません。モルタルの場合はオーダーメイドのデザインが可能です。目地を付けたり、アーチをかけたり、くり抜きをつくったりタイルを貼ったり…デザイン性に優れているモルタル外壁ですので、コストの面ではサイディングボードよりはややかかってしまいます。
モルタルのデメリットは、サイディングボードに比べると漏水に弱いというところ。雨水とはほんの少しの隙間からでも壁の内側に浸透します。モルタルはすべて現場仕事で行われるため、漏水のリスクは高いといえます。またサイディングボードのメーカーの多くが採用している、建物を長持ちさせる外壁通気工法を利用しているモルタルはまだ少ないようです。外壁工事が必要となる目安はひび割れです。ひび割れから雨水が侵入する可能性が高くなるので、ひび割れを見かけたらリフォームを検討しましょう。


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■外壁塗装が必要な場面
サイディングボードの場合、タイルとタイルの間にある目地から亀裂が入りやすいデメリットがあります。また、モルタル外壁の場合、質の悪い仕上げ塗り材を使われていると、早く劣化しやすいでしょう。サイディングボードそのものに自然環境の影響でひび割れが出来ることは少ないです。その点ではモルタル外壁よりはサイディングボードのほうが家の外壁として長持ちするといえます。ただ、年数が経てばどちらにせよリフォームは必要となります。サイディングボードは張り替えという方法もありますが、外壁塗装が必要となる場面をみていきましょう。
・サイディングボードの場合
窒業系サイディングボードでの家の外壁は、約18年から20年に1度リフォームを行うことが必要です。サイディングボードの劣化はチョーキングが目安になります。チョーキングとは紫外線などによる劣化で、塗料に含まれている顔料がちょうどチョークのような白い粉となって塗装面に浮き出してくる状態です。この状態では、塗料の密着性の問題で塗膜が剥がれやすいといわれます。既存のボードを剥がして上塗りの外壁塗装をする場合、既存のボードの上に外壁塗装をする場合があります。サイディングボードにはレンガ調やタイル調などといった風合いを生かすクリヤー(透明)塗装方法といったものもあります。ニスのような効果が出るととらえていいでしょう。
まずは塗料選びには注意しましょう。高断熱タイプの窒業系サイディングボードの上にはシリコン系単層弾性塗料を塗装してはいけません。塗膜の膨張や剥離が起こります。また、サイディングボードと同等の耐用年数をもつ塗料は高価なフッ素塗料や光触媒塗しかありません。知識をしっかり持ち、説明してくれる業者選びが大切です。
・モルタル外壁の場合
モルタル外壁は、新築の場合で一般的に塗装に使用されているアクリル塗料の耐用年数から換算した場合、約8年から13年での塗り替えが理想的です。劣化の目安となる症状にはひび割れのほか、チョーキング、変色・退色などがあります。モルタル外壁に汚れや黒ずみがみられることがあります。これは、経年による埃や排気ガス、黒カビ等がモルタル素地に付着したものです。外壁塗装の際はこれらも丁寧に洗浄されます。モルタル外壁の塗料にはウレタン塗料やシリコン塗料が使用されます。ウレタン塗料はコスト面を理由に選ばれることが多く、シリコン塗料は耐汚染性、耐用年数に優れています。コストパフォーマンスとしてはシリコン塗料のほうが良いでしょう。モルタル外壁も模様を生かした塗装が可能です。下塗りをシーラーや微弾性フィラーで行い、シリコン系やフッ素系塗料のトップコートで上塗りを行います。

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