外壁塗装インフォメーション

失敗しない外壁塗装の見積もり方法 2016/08/20

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■通常料金に含まれる工程について
いざ見積もり書が届いても「見方がわからない…」という方は多いでしょう。値段にばかり注目していると、必要な工程が内容に含まれておらず、結果的に余計にお金がかかってしまうことにもなりかねません。10年に一度の外壁塗装が失敗しないように、正しい見積もり書の見方を覚えましょう。
まずは「通常料金」にどこまでの工程が含まれているかのチェックです。外壁塗装とひとくちに言っても、足場の組み立てから窓やドアの養生、高圧洗浄や下地処理など様々な工程があります。「外壁塗装一式」などの書き方でひとまとめにされている場合は要注意です。必要な工程が省かれていて後から別料金を請求される可能性があるので、必ず詳細を確認しましょう。
ポイントとしては、「ケレン作業」という外壁塗装において重要な工程が含まれているかどうかを見ることです。ケレンとは、塗装をする前に壁のサビを落としたり、古い塗膜を剥がしたりする作業のことです。サビや腐食の進み具合によって、手作業で行ったり電動工具を用いて行ったりします。時間と手間のかかる作業ですが、ケレンを行わなければ塗料が密着せずすぐに剥がれてしまうこともあります。とても重要な工程なのに、悪徳業者などは人件費を削減して値段を安くするために省いてしまうことがあります。必ずケレンを含む下地作業が見積もりに含まれているか確認しましょう。
また、一般的な外壁塗装の工事工程は以下の通りなので、併せて料金に含まれているか確認するようにしましょう。
・足場を組む
・外壁の洗浄
・養生、ケレン・下地調整、サビ止め塗料の塗布
・外壁の塗装
・雨どいなど付帯部分の塗装


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■塗装の質に差がないようにチェック
塗装に使われる塗料には、質(グレード)が存在します。壁に塗る塗料は施工主さんもしっかり吟味することが多いですが、雨どいや雨戸などの付帯部分に塗る塗料はスルーしてしまうこともありえます。業者によっては、値段を安くしたいばかりに「雨どいは安い塗料で良いでしょう」と言ってくることや、さりげなく見積もり書でグレードの低い塗料を選んでいることもあります。
グレードの低い塗料は、やはり耐用年数が異なります。壁は良い塗料を使っていて長期間性能を保ったとしても、付帯部分に質の低い塗料を使っていればその部分だけどんどん劣化してしまいます。壁はピカピカなのに雨どいだけボロボロに…なんていうことにもなりかねません。後から後悔しないように、壁と付帯部分で塗装の質が異なっていないか確認しましょう。
塗料のグレードについては、以下を参考にしてみてください。値段の安い順に並んでいます。
・アクリル系塗料…耐久年数:約4年。安いけど耐久性は低め。
・ウレタン系塗料…耐久年数:約6年。塗料が剥がれた場所にピンポイントで使える。
・シリコン系塗料…耐久年数:約13年。バランスが良く、現在の主流塗料。
・フッ素系塗料…耐久年数:約18年。高いけど耐久性はバッチリ。
・遮熱塗料…耐久年数:約18年。太陽熱を遮断するので、光熱費節約に繋がる。
・光触媒塗料…耐久年数:約20年。汚れがつきにくく、遮熱効果がある。取り扱いがない工務店も。
また、同じシリコン塗料でもメーカーによって値段が倍近く違うことがあるので、メーカー名や商品名も併せて確認してください。記載していない場合は業者に問い合わせてみると良いでしょう。


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■2度塗り・3度塗りなどもあらかじめ確認
肝心の外壁部分の塗りに関しても、見積もり書でしっかりチェックしましょう。ポイントは「塗料を何回塗るか」ということです。外壁塗装においては、3回塗るのが基本です。
・下塗り…塗料がしっかりと壁に密着するように塗る、下塗り専用の塗料を使います。下塗り用なので、選んだ塗料の名前ではありません。「シーラー」「フィラー」「プライマー」などと書かれていることがあります。
・中塗り…打ち合わせで選んだ塗料を塗ります。
・上塗り…塗料本来の性能を発揮できるように、上からもう一度塗ります。きちんと乾いてから塗らなければ意味がないので、通常は中塗りの次の日などに行います。もしも同じ日に中塗り・上塗りを行う予定だと説明されたら、注意が必要です。
このように順を追ってしっかりと3度塗らなければ、すぐに塗料が剥げたり耐久年数が落ちたりしてしまいます。しかし悪徳業者の場合、費用を抑えるために下塗りや中塗りを省いてしまう「2度塗り」で終わらせることも。きちんと「3度塗り」になっているかどうか、見積もり書で確認しましょう。
また、塗装面積が適切かどうかも併せてチェックしてください。悪徳業者の場合、塗装面積を大きく記載して費用を高く設定することがあります。たとえば30坪の住宅の場合、外壁面積は110~140㎡あたりが適切なので、大きく外れていないか確認しましょう。
更に、外壁だけでなく雨どいや雨戸、ベランダの手すりなど、付帯部分についても塗装する箇所がすべて記載されているか確認してください。

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