外壁塗装インフォメーション

悪徳業者に捕まらない、外壁工事の基本知識 2016/08/14

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■使用する色は念入りに話し合う
外壁塗装のトラブルの中でも特に多いのが、「仕上がりがイメージと違う!」というトラブル。外壁工事の契約時には、業者から塗料の色見本を見せてもらってその中から好きな色を選びます。しかし実際に完成した外壁を見ると、「見本と違うじゃないか」とガッカリするケースが後を絶ちません。
それもそのはず、見本帖に載っている色は紙への印刷なので実際に壁に塗ると仕上がりが違います。また多くの見本帖は色の周りが白く、更にサイズも小さいため、実際よりもかなり濃く見えてしまうもの。蛍光灯の下で見ている時と壁に塗って太陽光のもとで見ている時では、見え方に大きな差が出てしまうでしょう。
こんなトラブルを避けるためには、あらかじめ「試し塗り」を依頼するのが一番です。少なくともA4サイズ以上のベニヤ板など壁材に近い素材に、希望の色の塗料を試し塗りした見本板を作ってもらってください。そしてこの板を太陽光の下に持っていき、イメージに合っているかよく確認しましょう。
もしくは、家の外壁に直接塗料を試し塗りしてもらう方法も有効です。実際に見比べることができるため、確実に希望通りの色を選ぶことができるでしょう。塗った部分は本番の外壁工事で上塗りするため、残りません。
担当者としっかり相談し、使用する色を慎重に決めましょう。場合によっては数千円ほど費用がかかるかもしれませんが、今後10年はこの壁色と付き合っていくわけですからよく吟味してから選ぶことをオススメします。しっかりした業者なら快く試し塗りを引き受けてくれるはず。逆に言えば、試し塗りを嫌がる業者や契約を急がせるような業者は、あまり信用できません。


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■水洗いが丁寧な業者を選ぼう
足場を組み立てた後は、まず外壁の水洗いを行います。壁に付着したカビや苔、チョーキング(浮いてきた粉)などの汚れや付着物を落とすことが目的です。
水洗いは外壁工事においてとても重要な作業。汚れが付着したまま塗装を行うと、塗料がうまく接着せずに浮き・膨れや剥がれの原因となってしまうでしょう。また塗った後に色ムラが出てしまうことも。塗装をキレイな状態で長持ちさせるためにも、水洗いが丁寧な業者を選ぶことがポイントです。
通常、外壁の水洗いは機械による高圧洗浄を行います。強力な水圧によって勢いよく汚れを吹き飛ばすことができますが、ゴム長靴に当たれば穴が開いてしまうほどの威力があります。失敗すれば窓や雨どいなどに損傷が及ぶかもしれません。そのため一般的には、熟練した職人によって丁寧かつ確実に汚れを落としてもらいという意見が多いようです。水洗いの工程を公開している業者や職人の腕を売りにしている業者などを選ぶと良いでしょう。
また、悪徳業者の場合は水洗いを短期間で雑に終わらせるケースが多いようです。人件費をかけずに工期を早めて利益を上げたいのがその理由。そのため、工事工程を尋ねた時に水洗いや下処理にあまり時間をかけない業者は避けた方が無難でしょう。業者にもよりますが、丸1日かけて水洗いをしっかり行う業者は安心だと言えます。
更に、悪徳業者はケレン作業(壁のサビ取り、古い塗膜の剥がし)を省くケースもあります。こちらも耐久性に大きな影響を与えますので、水洗いと合わせて工程を確認しておきましょう。見積もりを取った場合は、ケレン作業が入っているかどうかチェックしてください。


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■下塗りの施工時間も確認
外壁塗装工事において、塗料を塗る工程は3回行われるのが通常です。打ち合わせで選んだ塗料を密着させるために、専用の下地を塗る「下塗り」と、選んだ塗料を塗る「中塗り」、更に塗料が乾いてからもう一度塗る「上塗り」がその内訳。1度でも省いてしまうと、うまく塗料が定着せずに耐久年数が落ちてしまいます。いずれかを省いて2回しか塗らない「2度塗り」をする業者は、まず疑ってかかった方が良いでしょう。
しかし、きちんと3回塗る「3度塗り」をしているからといって安心はできません。注目すべきは施工時間。特に下塗りの施工時間が短い業者は、あまり丁寧な外壁工事をしないので注意が必要です。
通常、下塗りの際にはローラーが入らない窓周りや雨どいの隙間などをハケで細かく塗ったり、壁材に合わせて塗料を部分別に変えたりとかなりの手間がかかります。またきちんと乾かしてから次の塗りを行わないと意味がないため、ある程度の時間が必須です。
しかし悪徳業者は、なるべく工期を短くして人件費を安くあげようと考えます。そのため、「どうせわからないだろう」と施工時間を短く設定することが多いでしょう。あまりに短い施工時間では、隅々まで充分に塗料が塗られていなかったり、乾いていないまま次の塗装に移ったりするケースが考えられます。
打ち合わせ時に、下塗り作業にどれくらいの時間がかかるのか確認してみてください。良質な業者なら1日は取ってあるはずです。「数時間で終わりますよ」などと言われた時には注意しましょう。

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